Windows 11 を購入して最初にやっておくこと

2025-10-28 に ThinkPad を購入したので一部更新。

ローカルアカウントでセットアップ

ネットワークに接続しましょう の画面で Shift+F10 を押下してコマンドプロンプトを開き、

oobe\BypassNRO.cmd

と入力する。

勝手に再起動するので再度セットアップする。

ネットワークに接続しましょう の画面で
インターネットに接続していません > 制限された設定で続行 を選択すると、 ローカルアカウントでセットアップできる。

Windows Update を実行して最新の状態に

右クリックメニューを Windows10 以前のものに

Windows+R を押下して ファイル名を指定して実行 を開き、regedit と入力する。

レジストリエディタが表示されたら
\HKEY_CURRENT_USER\Software\Classes\CLSID を開く。

CLSID の右クリックメニューから [新規] > [キー] を選択する。

新しいキーが作成されるのでこのキーの名前を

{86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2}

に変更する。

さらにこの {86ca1aa0-34aa-4e8b-a509-50c905bae2a2} の右クリックメニューから [新規] > [キー] を選択する。

新しいキーが作成されるのでこのキーの名前を

InprocServer32

に変更する。

InprocServer32 の中の 規定 の中身が空文字になっていることを確認後再起動する。

電源プラン

コントロールパネルを開き、
[ハードウェアとサウンド] > [電源オプション] > [プラン設定の変更] を選択し、

  • ディスプレイの電源を切る: 30
  • コンピュータをスリープ状態にする: 適用しない

とする。

OneDrive 削除

コントロールパネルを開き、
[プログラム] > [プログラムのアンインストール] を選択し、Microsoft OneDrive をアンインストールする。

不要なプリインストールアプリも削除

スタートメニューを開き、
[設定] > [アプリ] > [インストールされているアプリ] を選択する。

表示されているアプリ一覧から不要なものを全て削除する。

スタートメニューに表示されているアプリも不要なものを全て削除する。

ThinkPad の場合

  • Lenovo Now は削除
  • Lenovo Smart Meeting Components は削除
  • Lenovo Vantage Service は必要 (ドライバの更新用)

タスクバーの設定

タスクバーを右クリックし、タスクバーの設定 を選択する。

タスクバー項目

  • 検索ボックス: 非表示
  • タスクビュー: 非表示
  • ウィジェット: 非表示

タスクバーの動作

  • タスクバーの配置: 左揃え

エクスプローラの設定

エクスプローラを開き、・・・ から オプション を選択する。

全般

  • エクスプローラで開く: PC
  • プライバシー: 全部チェックを外す

表示

  • タイトルバーに完全なパスを表示する にチェック
  • 隠しファイル、隠しフォルダー、及び隠しドライブを表示する にチェック
  • 登録されている拡張子は表示しない のチェックを 外す

フォルダーに適用 ボタンを押下して OK ボタンを押下して閉じる。

仮想マシン Platform, WSL, Hyper-V の有効化, Windows Sandbox の有効化

コントロールパネルを開き、
[プログラム] > [プログラムと機能] > [Windows の機能の有効化または無効化] を選択する。

まとめてチェックいれるとエラーになることがあるので、

  • Virtual Machine Platform にチェック

OK ボタンを押下して指示に従って再起動する。

再度 Windows の機能の有効化または無効化 を開き、

  • Hyper-V にチェック
  • Windows Sandbox にチェック

OK ボタンを押下して指示に従って再起動する。

再起動後、再度 Windows Update を実施すること!

レジストリのバックアップ

Windows+R を押下して ファイル名を指定して実行 を開き、regedit と入力する。

レジストリエディタが表示されたら左ペインのツリーのルートである コンピューター を右クリックし、エクスポート を選択して保存しておく。

復元ポイントの作成

スタートメニューを開き、[復元ポイントの作成] を選択し 作成 ボタンを押下する。

WSL, Debian の準備

WSL のインストール

コマンドプロンプトを開き、以下のコマンドを実行する。

wsl --install

勝手に Ubuntu が入り、Enter new UNIX username: と入力を求められるが Ctrl+C を押してキャンセルする。

以下のコマンドを実行してデフォルトで入ってきた Ubuntu を消し飛ばす。

wsl --unregister Ubuntu

Debian のインストール

以下のコマンドで Debian をインストールする。

wsl --install -d Debian

デフォルトだと C ドライブに入ってしまうので、他ドライブに保存されるようにする。

wsl --shutdown
wsl --export Debian "D:\v\wsl\debian.tar"
wsl --unregister Debian
wsl --import debian "D:\v\wsl\debian" "D:\v\wsl\debian.tar"

起動すると root でログインしてしまうため、普段遣いのユーザでログインするようにする。

wsl -d debian -u <インストール時のユーザ名>

/etc/wsl.conf に以下の内容を追記する。

$ sudo vi /etc/wsl.conf
  [boot]
  systemd=true
+
+ [user]
+ default = <インストール時のユーザ名>

WSL を再起動して反映されていることを確認する。

wsl --shutdown
wsl -d debian

ブラウザ用 VM 作成

Hyper-V を使用して比較的安全にブラウズ を参照。